- 3割打者の人数を見ても、昨季は両リーグで11人しかいなかったが、今季はここまで27人に増加。
- まだシーズン序盤とはいえ、守備シフトが厳しくなった今季は3割打者の数が増えるのは確実だろう。
- そして、両リーグの首位打者争いにも“異変”が起こっている。
- ア・リーグで打率トップに立っているのはマット・チャプマン(ブルージェイズ)。
- アスレティックスに所属していた2年前は70人中69位の.210という低打率にあえいでいた。
- 4月中旬までは打率4割台をキープしていた。
- 直近の2試合は無安打に終わり、打率.351まで下げたが、それでもリーグトップの座を守っている。
- 今季先発出場した試合で無安打に終わったのは3試合だけで、こちらはいまも打率4割台を維持している(.424)。
- 実はアラエスは、ツインズに在籍していた昨季もア・リーグで首位打者を獲得している現役屈指のヒットメーカーでもある。
- 昨季はオールスターにも選出されるなど、ツインズの顔ともいえる選手だったが、オフにまさかのトレードで放出され、マイアミへとやってきた。
1: ◆ 新ルールの影響?平均打率が上昇中 メジャーリーグは開幕から1か月が経過し、全30チームが30試合以上を消化した。 今季はピッチクロックの導入など様々なルール変更があったが、選手に小さくない影響を与えているのが「極端な守備シフトの禁止」だ。 昨季までなら一二塁間に内野手が3人いる光景も当たり前だったが、今季はそれが禁じられている。 新ルールの影響もあってか、今季のメジャー平均打率はジワリ上昇。2020年から「.245」→「.244」→「.243」と下降していたが、今季は「.247」まで回復している(数字は全て現地時間4日現在)。 3割打者の人数を見ても、昨季は両リーグで11人しかいなかったが、今季はここまで27人に増加。まだシーズン序盤とはいえ、守備シフトが厳しくなった今季は3割打者の数が増えるのは確実だろう。 ◆ 首位打者争いの“異変” そして、両リーグの首位打者争いにも“異変”が起こっている。 ア・リーグで打率トップに立っているのはマット・チャプマン(ブルージェイズ)。これまでのシーズン最高打率はメジャー2年目の18年にマークした打率.278という30歳の中堅選手だ。 19年以降は一度も.250を上回ったことがないどころか、昨季はア・リーグで規定に到達した65人中57位の.229。アスレティックスに所属していた2年前は70人中69位の.210という低打率にあえいでいた。 それがブルージェイズで2年目を迎えた今季は、開幕から5試合中3試合で3安打を放つなど絶好調。4月中旬までは打率4割台をキープしていた。直近の2試合は無安打に終わり、打率.351まで下げたが、それでもリーグトップの座を守っている。 2年前にリーグワースト2位の打率だった男は、このまま首位打者争いに加わっていけるだろうか。 一方、ナ・リーグで打率トップを走るのは26歳のルイス・アラエス(マーリンズ)。今季先発出場した試合で無安打に終わったのは3試合だけで、こちらはいまも打率4割台を維持している(.424)。 実はアラエスは、ツインズに在籍していた昨季もア・リーグで首位打者を獲得している現役屈指のヒットメーカーでもある。昨季はオールスターにも選出されるなど、ツインズの顔ともいえる選手だったが、オフにまさかのトレードで放出され、マイアミへとやってきた。新天地では初のナ・リーグにもしっかり対応し、昨季以上のペースで安打を量産中だ。 もしアラエスが両リーグで首位打者を獲得すれば、DJ・ラメーヒュー(ヤンキース)以来で史上2人目。もちろん、リーグをまたぐ2年連続での獲得は前例がない。 シーズンはまだ1か月が経ったところで、タイトル争いの話は時期尚早だ。ただ、今季の首位打者争いは両リーグでかつてない異例の事態になっているのは間違いない。 ◆ MLB・両リーグの打率ランキング (現地時間5月4日現在) ▼ ア・リーグ 1位 .351 マット・チャプマン(ブルージェイズ) 2位 .331 ボー・ビシェット(ブルージェイズ) 3位 .327 ヤンディ・ディアス(レイズ) 4位 .325 ランディ・アロザレーナ(レイズ) 5位 .321 ホルヘ・マテオ(オリオールズ) ▼ ナ・リーグ 1位 .424 ルイス・アラエス(マーリンズ) 2位 .355 ロナルド・アクーニャ(ブレーブス) 3位 .342 タイロ・エストラダ(ジャイアンツ) 4位 .337 エリアス・ディアス(ロッキーズ) 5位 .326 ブランドン・マーシュ(フィリーズ) 文=八木遊(やぎ・ゆう) BASEBALL KING2023/05/05 https://nordot.app/1027081608974843904?c=581736863522489441
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157: >>1 ◆ 新ルールの影響?平均打率が上昇中 メジャーリーグは開幕から1か月が経過し、全30チームが30試合以上を消化した。 今季はピッチクロックの導入など様々なルール変更があったが、選手に小さくない影響を与えているのが「極端な守備シフトの禁止」だ。 昨季までなら一二塁間に内野手が3人いる光景も当たり前だったが、今季はそれが禁じられている。 新ルールの影響もあってか、今季のメジャー平均打率はジワリ上昇。2020年から「.245」→「.244」→「.243」と下降していたが、今季は「.247」まで回復している(数字は全て現地時間4日現在)。 3割打者の人数を見ても、昨季は両リーグで11人しかいなかったが、今季はここまで27人に増加。まだシーズン序盤とはいえ、守備シフトが厳しくなった今季は3割打者の数が増えるのは確実だろう。 ◆ 首位打者争いの“異変” そして、両リーグの首位打者争いにも“異変”が起こっている。 ア・リーグで打率トップに立っているのはマット・チャプマン(ブルージェイズ)。これまでのシーズン最高打率はメジャー2年目の18年にマークした打率.278という30歳の中堅選手だ。 19年以降は一度も.250を上回ったことがないどころか、昨季はア・リーグで規定に到達した65人中57位の.229。アスレティックスに所属していた2年前は70人中69位の.210という低打率にあえいでいた。 それがブルージェイズで2年目を迎えた今季は、開幕から5試合中3試合で3安打を放つなど絶好調。4月中旬までは打率4割台をキープしていた。直近の2試合は無安打に終わり、打率.351まで下げたが、それでもリーグトップの座を守っている。 2年前にリーグワースト2位の打率だった男は、このまま首位打者争いに加わっていけるだろうか。 一方、ナ・リーグで打率トップを走るのは26歳のルイス・アラエス(マーリンズ)。今季先発出場した試合で無安打に終わったのは3試合だけで、こちらはいまも打率4割台を維持している(.424)。 実はアラエスは、ツインズに在籍していた昨季もア・リーグで首位打者を獲得している現役屈指のヒットメーカーでもある。昨季はオールスターにも選出されるなど、ツインズの顔ともいえる選手だったが、オフにまさかのトレードで放出され、マイアミへとやってきた。新天地では初のナ・リーグにもしっかり対応し、昨季以上のペースで安打を量産中だ。 もしアラエスが両リーグで首位打者を獲得すれば、DJ・ラメーヒュー(ヤンキース)以来で史上2人目。もちろん、リーグをまたぐ2年連続での獲得は前例がない。 シーズンはまだ1か月が経ったところで、タイトル争いの話は時期尚早だ。ただ、今季の首位打者争いは両リーグでかつてない異例の事態になっているのは間違いない。 ◆ MLB・両リーグの打率ランキング (現地時間5月4日現在) ▼ ア・リーグ 1位 .351 マット・チャプマン(ブルージェイズ) 2位 .331 ボー・ビシェット(ブルージェイズ) 3位 .327 ヤンディ・ディアス(レイズ) 4位 .325 ランディ・アロザレーナ(レイズ) 5位 .321 ホルヘ・マテオ(オリオールズ) ▼ ナ・リーグ 1位 .424 ルイス・アラエス(マーリンズ) 2位 .355 ロナルド・アクーニャ(ブレーブス) 3位 .342 タイロ・エストラダ(ジャイアンツ) 4位 .337 エリアス・ディアス(ロッキーズ) 5位 .326 ブランドン・マーシュ(フィリーズ) 文=八木遊(やぎ・ゆう) BASEBALL KING2023/05/05 https://nordot.app/1027081608974843904?c=581736863522489441
去年開幕遅かったから30試合ぐらい消化した5/10まで22人、オールスター前で17人 多少増えてるけど、27人と11人ほど開いてないよ こういう条件合わせないで自分の主張通すために数字出してくる低能は記者やるな
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164: >>157 去年開幕遅かったから30試合ぐらい消化した5/10まで22人、オールスター前で17人 多少増えてるけど、27人と11人ほど開いてないよ こういう条件合わせないで自分の主張通すために数字出してくる低能は記者やるな
まあ野球に限らず自分の主張を通すために意図的に都合の良いデータだけ抜き出して記事書く奴ばっかりだけどなw t
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(`・ω・´)σ꜆꜄꜆ 他のコメント
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41: チャプマンは謎だわな若手でもないのに飛躍しましくり、 ナ・リーグのアクーニャJrは今季が怪我本格復活年でおかしくわない、しかし盗塁もだし靱帯断裂と思えんほど
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54: 今年から戦力格差がものすごいことになってるんだが ア東地区全体の勝率が6割2分くらいある一方 勝てない最底辺チームは2割勝つことができない 中地区が個人成績を残す上でライトモード過ぎる 吉田とか最も数字が残しにくい中でよくやってる
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56: >3割打者の人数を見ても、昨季は両リーグで11人しかいなかったが、今季はここまで27人に増加。 何でシーズン終了時と1ヶ月目の人数比較してるの? そんなもん1ヶ月目時点の方が3割打者多いに決まってるじゃん 記者はアホなの?
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182: シフト禁止って皆んな条件同じだからなw 大谷だけ恩恵受けてるように言うやついるけど 21年リーグ45位、22年リーグ25位だった打率が10位以内なんで、相対的に順位が上がってきてる
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186: 大谷がメジャー行った1,2年目の2018は.248 2019は.252で現時点での.247より高いんだよな シフト禁止より飛ぶボールの方が打率上げる効果ある。
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195: ピッチクロック、ベースの巨大化があるから全盛期のイチローなら打率4割は可能性あると思う 因みにTモバイルパーク(セーフコ)はイチロー全盛期より狭くなったので当時よりは打者有利になってる それでもパークファクターでは打者不利な球場だけど
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200: 1試合当たりのシングルヒットの数はイチローが記録作った2004は6.03本、今年は5.37本 今イチローいても投手の質、ボール、シフトの効果で打率は下がるだろうね 上がることはない
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265: >2020年から「.245」→「.244」→「.243」と下降していたが、今季は「.247」まで回復している 結局.243が.247になっただけの微増で言うほど変わってない 3割打者が多いのはまだ一カ月しか経ってなくて上振れ下振れが激しいんだから当たり前
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307: メキシコ戦での佐々木はシフトの裏を突かれたヒットからスリーランを打たれた 長いシーズンだとシフトの裏をかいたヒットでも諦めがつくだろうが1発勝負の試合だと投手はショックだろうね
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308: >>307 メキシコ戦での佐々木はシフトの裏を突かれたヒットからスリーランを打たれた 長いシーズンだとシフトの裏をかいたヒットでも諦めがつくだろうが1発勝負の試合だと投手はショックだろうね
吉と出るか凶と出るか そんなものは誰も分からないが統計としてシフトは正しい それだけの話たな
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349: >>308 吉と出るか凶と出るか そんなものは誰も分からないが統計としてシフトは正しい それだけの話たな
正しすぎて投手有利になり過ぎちゃったんで今年から見直し 打者有利になり過ぎるようだったらまたそれなりの見直し入るから まずはこの1年の結果がどうなるかだね
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425: >>今季のメジャー平均打率はジワリ上昇。2020年から「.245」→「.244」→「.243」と下降していたが、今季は「.247」まで回復している(数字は全て現地時間4日現在)。 誤差で草
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428: メジャーは投手戦よりも打撃戦を選んだということ 日本も打撃戦メインのホームラン合戦を目玉にすべき シーズンホームラン80号なんて記録も面白いかもしれないし 試しに一度やってみたらどうか? ダメだったら元に戻せばいいんだし
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431: 去年一年間のシーズン3割超えの人数と、まだ5月頭の人数比べてるとか、明らかに比較がおかしいだろ(笑)
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433: >>431 去年一年間のシーズン3割超えの人数と、まだ5月頭の人数比べてるとか、明らかに比較がおかしいだろ(笑)
打数が少ないと高い傾向出るよね
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432: この記者の論法なら、去年シーズン打率4割が一名もいなかったけど、今年はいるから異常だって話になるよね、
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439: 去年でもシフトなければ大谷の打率はたしか.294ぐらい 今年3割になるのはデータ通り
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